理系東大生ダイナの書評とか。

理系東大生ダイナが書評をしたり日々の大学生活についてつらつらと書いたりするブログです。Twitter→@riketoudaina

東大受験記その3 科目別~英語~

ごきげんよう、ダイナです。

 

 

先日、TOEICを受験した。

 

授業で英語を日常的に学ぶ機会のある中高生と比べると、普通に生活している大学生は英語に触れる機会が圧倒的に少ない。

斯く言うこの僕も例外ではないが。

 

しかし今回TOEICを受験するにあたり、そこそこまじめに英語を勉強しなおした。

 

そこで今回の記事では、大学受験を英語で乗り切ってきた僕が、(まだまだ勉強不足ではあるが)大学受験生向けに英語の勉強法について書いていこうと思う。

 

 

基本的な英語学習の流れ

 

オプションとしての内容にはなるが、なるべく早いうちに英会話教室に通うことをお勧めする。

僕は小学校の二年生のころからECCジュニアに通わせてもらっていた。

通い始めた当時、もちろん英語に関する知識はゼロだったが、教室ではとにかく「文法的な知識は度外視して英語を聴いたり話したりしてみよう」というスタンスで授業が行われていた(と、今では思う)。

そうすることで、英語を「面倒な勉強が必要な科目」ではなく「習い事」として受け入れることができた。

そして中学校や高校の授業で文法や語法を教わり、「ああ、あの時の文はこういう構造でできてたんだ」と、受験向きの認識の仕方もすんなり理解できた。

 

普通の学習方法とは順序が逆になってしまったかもしれないが、抵抗なく英語を学ぶにはまず「聴く」「話す」ことから始めるのが理想だと考えている。

(話すと言っても書いてあるものを音読すればいい)

 

大学受験までずっと、基本的な流れは一貫して同じだ。

聴く、読む、話す(書くときには文法の知識が必要なうえ、まずは最初の3つができていないといけない)。

これを繰り返すことが英語学習の一番の近道だろう。(本当に知識ゼロでいきなり英文を読むのは苦痛に感じてしまうだろうから、その時は英語のCDをかけて聞き流すくらいでも十分)

かといって、文法事項を勉強するのも、特に大学受験というフィールドでは重要だ。

ここで言いたいのは、文法を勉強しなくていいということではなく、あくまで最優先すべきことではないということ。とにかく 聴く、話す(音読する)、読む ことを優先しよう。

 

大学受験用の英語学習の流れ

 

ここでは大学受験用の学習法について書いていこう。

大学受験で必要になるのは主に 読む、聴く ことで、特に英文を素早く読んで内容を正確に理解することが重要になる。

素早くしかも正確に読むためには、まずはゆっくりでいいから正確に内容を理解し、徐々に読む量を増やしつつスピードを上げていくのがもっとも手っ取り早い。

ゆっくりと読み込んで文構造から内容までしっかり理解し正確に翻訳していくような読み方を精読と呼ぶ。

一方、素早く文章全体の概要をつかむ読み方を速読と呼ぶと、精読→速読の順に勉強していくといいだろう。

リスニングでは、ネイティブが話す音を聴くのは言うまでもないが、文章を自分で音読することも重要だ。音読は自分の耳を鍛えるのに加え、速読のトレーニングにもなる。

まあもちろん間違った発音をしていては意味がないのでそこは注意。

文法と単語は繰り返しが大事なので継続的に積み重ねていこう。

 

 

おすすめ参考書

 

先述した各項目ごとにおすすめの参考書を紹介する。

文法

高校などでは全員同じものを使うように斡旋されると思うので、それをそのまま使えば十分。例えばforestとか。精読の勉強をする際は常に参考にしよう。

一問一答のドリルとして使う本ではNextStageがおすすめ。こう書いてネクステージと読む謎のこだわりを見せる参考書。簡単な問題がとても多く載っていて確認に使える。

 

精読

ポレポレ英文読解プロセス50

この本では、短いが内容を理解するのは難しい英文を訳せるまでにしっかり読み込む勉強ができる。かなり難しい英文も載っているので難関大学志望者向け。

ポイントはどこからどこまで主語か、動詞はどれかしっかり意識することだ。塊ごとに線を引いて区切りながらじっくり読んでいこう。

精読の勉強をするときは主語述語、品詞などの文法の知識ををフルに活用すること。

 

速読

なんでもいいからとにかく読もう笑

東大志望者は東大の英語25か年で大量に過去問の文章を読んでおくといい。

 

単語

単語帳は一冊で十分。繰り返し取り組んで一冊を完璧にしよう。

長文読解と単語を同時に勉強できる速単がおすすめ。

 

リスニング

リスニングの教材は教科書付属のCDなどで十分だが、さらに高いレベルを目指す人や東大志望者にはキムタツシリーズをおすすめする。

ただし、志望校によって問題形式はさまざまなため、リスニング自体の力がついてきたら過去問で問題形式に慣れておくほうが優先。

 

 

さて、今回はここまでにしよう。

 

英語学習は僕自身も今後絶対に必要になるから一緒にがんばっていこう!

 

 

はてなブログユーザーの救済機能、「お題スロット」使ってみた!

ごきげんよう、ダイナです。

 

ところではてなブログユーザーのみなさん、「お題スロット」という機能を知っているかい?

「ブログ継続して書きたいけどネタがない!」

と更新を休みがちになる人も中にはいると思う。(まあ僕もその一人なんだけど)

そんなときに役に立つのがこのお題スロットだ。

help.hatenablog.com

 

お題スロット は、ブログを書く話題・ネタを、スロットを回すように次々と提案する機能です。

 

さっそくネタがなくなった僕はお題スロットを回した。本当は書評したいけどすぐには新たな本を読み終われないんだよね。。。

 

出たお題は「ブログ名・ハンドル名の由来

 

すごく書きやすいお題が出てくれたね。まあこれが出るまで何回も回しては「これじゃない」を繰り返したんだけど笑

 

それではせっかく出てくれたお題、書いていこうじゃないか。

 

 


ブログ名・ハンドル名の由来


とは言っても単純な理由だからそれほど書くことはない。

本当に一瞬で終わると思うけど悪しからず。

 

僕の場合、ブログ名はシンプルに伝わりやすいもののほうが好ましいと考え、先にハンドルネームを決めることにしたんだ。

そのハンドルネーム「ダイナ」、何のことか分かる人は多くはないと思う。

実は僕は幼いころから恐竜が大好きだった。そして恐竜は英語で「dinosaur」、読みはカタカナで書くと「ダイナソー」。

 

f:id:deteruanddeteru:20170405180758j:plain

 

もうお分かりだろう、ダイナはダイナソーから取った、ただそれだけのことなんだ。

あとは下手に本名や普段のニックネームに近いものにしてバレるのも少し嫌だったしね。

 

ブログ名のほうは、少しでも検索に引っかかりやすいように敢えて東大のことをアピールしただけ。

でも今後ブログを続けていく中で書く内容が変わってきたりすることもあるかもしれないし、ブログ名は固定でなく柔軟により良いものを考えていくよ。

 

まあ、今回もお題スロットを使っての更新だったし、単に続けると言ってもそれが一番難しいことなのかもしれない。

 

できるだけ頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いいたします!

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』 この映画、アトラクションレベル!

 

ごきげんよう、ダイナです。

 

最近公開された映画キングコング:髑髏島の巨神をさっそく見てきたのでレビューしていきたいと思います。

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

※今後画像は公式サイトより引用いたします。

 

 

圧倒的な迫力!

 

ネタバレをしないという意味合いでもストーリーにはあまり触れないつもりだが、正直ストーリーは浅め。
まあ二時間ちょっとでは掘り下げられた深いストーリーを描くのは難しいだろうし。

 

それよりも注目すべきは圧倒的な迫力!
CMや予告編を見ていただければ分かるように、この映画の最大のセールスポイントはドデカイ怪獣たちの戦闘だ。
ぜひ3Dで見てもらいたい。今作は他の映画よりも3Dの恩恵が大きい(気がする)。
恥ずかしながら、筆者は時々驚いてビクッとしてしまった。。

f:id:deteruanddeteru:20170404170607j:plain

USJやディズニーリゾートにあるシアター型のアトラクション、とまではいかないが、それに近い体験が普通の映画館でできる。

 

キャストもなかなか豪華


吹き替え版では、主人公はガクト、ヒロインは佐々木希が務める。
ガクトこんなにかっこよかったっけ?笑

 

このトカゲ、意味不明…

 

f:id:deteruanddeteru:20170404171117j:plain

こいつ体の構造どうなってるんだ…
二本の前足としっぽという後ろ足が退化したような体でなぜか恐ろしく強いっていうね。
まあ怪獣映画でそこには突っ込んじゃいけないね笑

 

 

生き物好きな子供たち、まだまだ怪獣好きな男性諸君、ぜひ見に行ってみよう。
特に3Dでのご鑑賞をお勧めします!

 

最近読んだ三冊!

ごきげんよう、ダイナです。

 

大変ご無沙汰してしまいました…

その間に読んだ本の中で
今回は理系っぽいことに興味のある人に特におすすめな本三冊をご紹介します。

 

 

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上下

 

ファインマン氏といえば大変名高い(?)物理学者だ。朝永振一郎氏らとともにノーベル物学賞も受賞している。
著書の中では『ファインマン物理学』が最も有名で、大学の学友もそれを読んで勉強していた。まあ僕には敷居が高くて手が出せないんだけどね笑

そんなおかたいイメージのある物理学の分野やその第一人者であるファインマンだが、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』は全くそんなことはない。
この本はファインマンによる自伝で、読むのに理系的な知識は必要ない。

ファインマンの旺盛な好奇心といたづら好きな性格が織りなす人生のエピソードは、時に笑えて時に感心でき、読んでいて飽きない。
また原爆開発にかかわった研究者でもあったため、当時の経緯や研究者たちの心情も知ることができる。
好奇心を持つことの大切さ、考えることの面白さ、人生を楽しんで生きることを学べる良書。

 

「つながり」の進化生物学

 

人と他の生物を分かつ要素の一つに「言語」がある。

「つながり」の進化生物学』は、生物のコミュニケーションのあり方を進化生物学の観点から易しく解説してくれる。

そもそもコミュニケーションとはなにか、言語はどのようにうまれたか、言語を持たない生き物たちのコミュニケーションの取り方など、人間同士の「つながり」のルーツを学ぶことができる。

本書は、インターネットの普及で人間のコミュニケーションの形が変わりつつある中、正しいコミュニケーションの取り方について考える機会を与えてくれる。

著者の岡ノ谷さんは東大の教授で、高校生との講義形式になっている文章は読みやすく、敷居も低い。シンプルでかわいい挿絵も魅力。

 

植物図鑑

 

珍しく小説の紹介だね。小説は内容をなるべく言わないほうがいいと思うから、ほとんど感想だけになってしまうけどご容赦ください。

有川浩さん著の『植物図鑑』は最近映画化もされていて、根強い人気のある小説だ。もともとはケータイ小説サイトに連載していたそう。

内容はありがちなラブストーリーだが、男性主人公のいつきがいわゆるオタクなところが新鮮だ。しかも対象は草木。

普段僕らが雑草だと思っているようなあるふれた草花が、二人の主人公をつないでいく、あたたかいストーリーになっている。

 オタク気質のある全国の男性諸君に希望をもっていただけるにちがいない一冊。

(当ブログの内容が読者さま個々のケースにすべて合致しなかったとしても筆者は責任を負いかねます笑)

 

『モアナと伝説の海』にいい意味で期待を裏切られた!!※ネタバレ注意です

 

ごきげんよう、ダイナです。

 

公開されたばかりの映画『モアナと伝説の海』、さっそく見てきました!

公開前はCMや予告編を見ていた感じ、そこまで大きく期待はしていませんでした。。

(今思えばなんでそう思ってたのかあまりよく分からないけど笑)

しかし!いい意味でその期待は裏切られることになるのでした。

 

そこそこがっつりネタバレしつつご紹介していくことになるので注意です。

中の人は責任を追いかねますので自己責任でよろしく!笑

 

あらすじは後ろに貼ってあるディズニー公式のリンクからどうぞ。

 

 

 

『アナ雪』『ズートピア』に続く作品

 

モアナと伝説の海』、まだご存知ない方も多いかもしれないね。

『モアナと伝説の海』は、『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』、『ズートピア』に続くウォルトディズニーピクチャーズによる作品で、CGを用いたアニメ映画なんだ。

www.disney.co.jp

 

ピクチャーズとピクサー

CGのディズニー映画と言えば『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』などが思い浮かぶ人が多いだろう。

でも細かいことを言うと、これら二作を含む大半のCGのディズニー映画はピクサーアニメーションスタジオ、『モアナと伝説の海』を含む先に挙げた四作はウォルトディズニーピクチャーズによる作品だから、少し違うカテゴリーの映画なんだよね。まあ、ただ見てる分にはそれほど大きな違いはないんだけど笑。

一つ違いを挙げるとすれば、ピクチャーズの作品は『白雪姫』から始まるミュージカル的アニメの伝統を引き継いでいて、『アナ雪』のようにサントラが売れるイメージ。一方、ピクサーの作品はストーリーや映像美に重点を置いている感じかな。

 

『モアナ』に話を戻そう

というわけで、ピクチャーズ作品である『モアナと伝説の海』は、ストーリーの随所で登場人物たちが歌いだすミュージカル的なアニメなんだ。

物語の舞台はこれまでの『アナ雪』などとはガラッと異なり、ハワイやミクロネシアのような南国感あふれる島々。だから海や空、自然の緑がとても美しく描かれており、ピクサーの『ファインディング・ニモ』シリーズに匹敵するかそれを上回る映像美が楽しめる。

 

『モアナ』の主題は?

また、これまでのディズニー映画はヒロインと登場する男性キャラクターとのロマンスを含むことが多いけど、『モアナ』にはそれがない。本作では、モアナがマウイとの旅の間に成長していく姿により映される「友情」と、美しい海や大地、草木を取り戻すという「偉大なる自然への畏怖と愛」、それと、先祖の旅路を引き継ぐという「自分のルーツを知る」ことがテーマになっていると僕は思う。

その点でも『モアナ』には他のディズニー映画と違う魅力があるね。

 

物語の背景

劇中では島から島を渡りながら集落を広げていくモアナたちの先祖の様子が描かれる。パンフレットによるとこの映画は、オセアニアの島々を渡り生活していたポリネシア人が三千年前から千年の間航海をピタリとやめ、二千年前から再び航海の旅に出たことに着想を得ているそう。その間にどんなことがあったのか想像を膨らませてストーリーができていったんだね。

 

途中からトンデモ展開になる映画は好きじゃない。だけど…

たとえば『バ〇モノの子』みたいに途中で敵が急にめちゃくちゃ大きいクジラみたいになったりする「トンデモ展開」になってしまう映画はあまり好きじゃないんだよね。。アナ雪でも、物語の舞台はあまり文化的に進んでいない感じなのに急にエルサが作り出したロボットみたいなのが出てきて戦ったりする場面は微妙だなと思ってた。

でも『モアナ』は、始めからトンデモ展開といえばトンデモ展開。おばあちゃんが語る伝説はまるっきり神話。でもそれはモアナの世界では実話なんだ。それが終始一貫しているから今回はすんなり見られた。ずっとトンデモ展開ならそれはトンデモ展開とは言わないしね笑。

 

見どころ

 

なんといっても映像美

前にも言ったように、まずは舞台となる島々の自然とそれを取り囲む海の美しさに目を瞠る。流れる水の表現や風に揺れる草木、水中の光による陰影など注目すべきポイントは多い。

この映画はかなり海の上のシーンが多いから、より一層海や空の美しさが目立つんじゃないかな。

 

ミュージカル×アクション

『モアナ』では戦いのシーンが多く描かれている。しかもカニのモンスターであるタマトアとの戦い以外はほとんどが船上、海上が舞台だ。

そのためモアナもマウイもかなりのアクロバットを披露してくれる。

ミュージカル的な構成に加え、のどかな南国でのストーリーのため、これほどアクション的要素を楽しめるとは思っていなかった。ディズニー映画だから家族連れで見に行かれる方も多いと思うが、この歌とアクションの融合は子供にも退屈する暇を与えずに楽しませてくれるんじゃないかな。

これも『モアナ』がいい意味で期待を裏切ってくれた理由のひとつだと思う。

 

ポップな歌

意外にポップな歌が多いのも良かった。

主題歌の「How Far I'll Go」は言わずもがなめちゃくちゃいい歌なんだけど、それ以外でおすすめなのは「You’re Welcome」と「Shiny」だ。

You’re Welcome」はマウイ初登場シーンの陽気でうぬぼれた歌。明るい曲調と感謝の押し売り的な歌詞、戸惑うモアナのリアクションが楽しい。キャストの尾上松也さんもそこそこ歌うまい。

Shiny」はタマトア光り輝く俺かっこいいぜソング。少し怖さを感じさせるメロディーがワクワクする。曲終盤にはタマトアが妖しい色で光り、クラブのような雰囲気を醸す。音楽による聴覚と色彩による視覚の両方で刺激的な場面だ。

 

ディズニーお決まりのギャグとオープニング短編

モアナとマウイとともに冒険する変なニワトリ「ヘイヘイ」。こいつは主に本作中のギャグを担当する。詳しくはぜひ劇場で見てもらいたい。ボケてばっかじゃなくて活躍もちゃんとするから笑。

ところで映画館で面白いシーンのときに他のお客さんも一緒に笑うと謎の一体感が生まれていいよね。同じ感情を共有してる感じがして。まあどうでもいいか。

笑いとともにディズニー映画お決まりのものと言えば本編に入る前の短編アニメだ。

今回は『インナーワーキング』という作品で、擬人化された体のパーツ(器官)が、主人公の人生を楽しくて刺激的なものにしていくんだ。見ていて単純に楽しいし自分も人生楽しもうとポジティブな気持ちになれる。

 

エンディングは圧巻

エンディングはアナ雪と同じパターンで、主題歌の「How Far I'll Go」を、劇中の挿入歌として使われているものとは違ったアレンジとアーティストによるものにしている。

ストーリーが終わりエンディングが流れ出すと、その歌唱力に劇場全体が聞き入っているのが分かる。そのくらいの圧巻な歌声だった。

歌っているのは加藤ミリヤだ。僕は今まで彼女の曲をそれほど聴いてこなかったけど歌がうまいのは知っていた。まあこれほどとは思わなかったんだけど笑。この主題歌は個人的にはアナ雪のMay.J以上のクオリティだと思う。加藤ミリヤは女子高生のカリスマなんて言われることもあるみたいだけど、まあいいよ、認めるよ。

 

考察・小ネタ

  • 光るマンタはおばあちゃんの化身

これはみんなすぐ分かると思う。たびたびモアナを導くように現れるマンタはおばあちゃんの化身であり、おばあちゃんの背中のタトゥーがそれである。

  • カカモラはどんな生き物?

「カカモラ。血に飢えた海賊だ。」これはカカモラの襲撃を受けたときのマウイのセリフだ。ココナッツを被った丸い体に短い手足を持つ生き物。どんな生き物?とは書いたけど考察の余地はない笑。完全にフィクションの生き物であり、特にモデルはないと思う。毒の吹き矢は、数ミリグラムでも大人一人を死に至らしめるヤドクガエルの毒レベルと考えられる。(何の話だよ笑)

  • デミゴッド、マウイ

マウイは人間の生まれだが、千年単位で生きている。親に捨てられてから神に見いだされ、釣り針を与えられたことで能力を得、半神半人(デミゴッド)になったという。人間の肉体で千年生きられるというのが少し疑問だけど、まあ日本流に例えるなら化け猫みたいなものなんじゃないかな。

 

みんな、早く見に行って!

 

結構長くなってしまいました。。ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございます。感謝のついでにひとつお願いがあります。

 

早く見に行ってください!!

 

そしてよければ映画の感想などコメントくださると喜びます。

 

 

『理系アナ桝太一の生物部な毎日』は進路に悩む理系大学生の指針になるかも!?

ごきげんよう、ダイナです。

 

今日紹介するのは、日本テレビの人気アナウンサー、桝太一さんの『理系アナ桝太一の生物部な毎日』だ。

 

>理系アナ桝太一の生物部な毎日 [ 桝太一 ]

価格:907円
(2017/3/7 15:45時点)
感想(4件)

僕が書店でこの本を見つけて惹かれた訳は、こんな感じだった。

  • 尊敬する桝太一さんの書かれた本であること
  • とても読みやすい岩波ジュニア新書であること
  • 生き物好きが共通していること
  • 理系でありながらアナウンサーになった異色の経歴について知りたい

もうジュニアじゃないことは気にしない笑

以下では、このそれぞれの観点とそれに関連した感想や考察を書いていくよ。

 

 

著者は桝太一さん

 

本書は、皆さんおなじみの人気アナウンサ―、桝太一さんの著作

東大の理系学部出身でアナウンサーになり、それだけでも十分すごいが、声ももちろん聴きやすく、ユーモアもあり、見た目もいい。これだけのハイスペックならまあ尊敬しますよ。さらに、時折見せる「オタクっぽさ」(対象は生き物だが)も親しみやすさを感じさせる。

僕は、そんな桝さんが書いた文章を単純に読んでみたいと思い本書を購入したんだ。

 

岩波ジュニア新書は小学生でも読める

 

皆さんは 岩波ジュニア新書 を読んだことがあるだろうか。このブログで岩波ジュニア新書について書くにあたり、岩波書店の公式ホームページなどをあたってみたが、残念ながらジュニア新書の紹介やどんな位置づけなのかは明記されていなかった。

だからこれは僕の解釈にはなるけど、岩波ジュニア新書は小中学生が初めて読む新書として、かなり読みやすい内容やレイアウトにして出版されている書籍だ。

僕自身、小学生か中学生になりたてのころに親に数冊岩波ジュニア新書を買ってもらって読んだ記憶がある。途中で断念してしまったのか内容はよく覚えてないけど笑

実際本書も大きな文字と読みやすい文体で、小学生でも読めるのはもちろん、大人でもさらっと読めておすすめ。大人もたまにはジュニア新書を手にとってみよう。

 

生物部の桝さん

 

みなさんも子供のころに一度は生き物を追いかけまわした経験があるのではないだろうか。

本書によると、桝さんにとってはそれこそが青春のすべてだったという。

彼が小学生のころ、「ハンター魂」に触発されて生き物を捕まえに行ったことや生き物たちの生態が織りなす「生き物劇場」に見入ったこと、中学高校ではチョウの採集にかなり精通するようになったこと、大学では研究対象としてのアナゴやアサリの扱うようになったことなどのエピソードは、読んでいて彼が本当に楽しんでいたことが伝わってくる。

読者も生き物を追った経験が、友人の顔や懐かしい風景とともに思い出されるかもしれないね。

 

理系の選択肢を広げてくれる

 

大学生にもなると、子供のころ夢を思い描いた「将来」が目前にせまり、真剣に仕事や進路について考えなければいけないようになる。特に理系の大学生は、大学院に行くのか、修士課程を終えてから就活するのか、それとも博士を取って研究を続けるのか、いろんな選択肢があるけど文系就職はなかなか難しかったりとかなり進路に悩むこともあると思う。

桝さんは東大理系の修士課程を経てアナウンサーだからかなり珍しい進路だよね。年に数人しか採用のないキー局のアナウンサー、きっとよほど気合を入れて採用試験に臨んだのだろうと思いきや、アナウンサーもついでに受けとくかくらいのイメージだったという。

しかし、テレビやメディアの業界に入ろうと思ったきっかけは大学院生活でのプレゼンや塾講師バイトの経験だったらしく僕らのような普通の大学生にも希望はありそう笑

大変だったという前説の仕事では、研究時代、プレゼンに入念に準備した結果自信をもって臨むことができたように、話す内容を台本にして覚えるくらい読みこむなど、研究で培った能力を活かしている。(プレゼンの準備の大切さについては僕も以前の記事で書いているので良かったら)

他にも、深夜遅くまで研究を行っていたころの体力や精神力が地味に役立つこともあるようだ。

rikeitoudaiseinoburogu.hatenablog.com

 こんな桝さんのように、大学で学んだことと一見関係ないような仕事をすることになったとしても、大学での勉強や研究での経験は何かしら必ず活かせる場面があるのだろう。本書は、理系の大学生や大学院生も、専攻の内容が直接活かせる仕事に限定せず、広い視野で将来について考える一助になるかもしれない。

 

今後僕も研究室に入り研究生活を送ろうと考えている。

そこでの経験は必ず自分の将来に活かせると考えて頑張っていこう。

 

 

 

ブログ初心者がブログにおける言葉遣いについて考える

ごきげんよう、ダイナです。

 

なかなかブログへのアクセス数が増えないなあ。。

 

そう思っていろんな方のブログを参考にするため拝見していると、あることに気づきました。

 

「人によっていろんな語尾で書かれているんだなあ」

 

僕も最初の記事で書いたように 

rikeitoudaiseinoburogu.hatenablog.com

 かなりブログでの文章の語尾や文体には迷っているんだ。

 

そこでこの記事では今後のためにもどんな文体で書いていくのがいいか、考えていこうと思います!

 

( 各項目ごとにそれぞれの文体を用いてみました)

 

 

 

 

丁寧語~です、ます

 

普段の会話では、親しい友人や家族以外には基本的に「ですます調」を使いますよね。

ブログでこの「ですます調」を使うことのメリット、デメリットは何か、考えてみました。

 

ですます調のメリット

  •  万人受けする

先述したように、ですます調は普段の会話で使っている口調(文体)です。

初対面の人に突然、「今日は冷え込むようだ」なんて言われたら怪しむし警戒してしまいますよね。一方、「今日は寒いですね」なら(よほど不審者っぽくなければ)話しかけられていやな気はしません。

ブログは音声のない文章でのコミュニケーションとはいえ、同じことが言えるでしょう。

初めてブログを見に来てくれた人にとっては、ですます調で書かれた記事のほうが、不快感なく受け入れやすいと思います。

  • 僕自身が書きやすい

ですます調は普段の話し言葉であるのに加え、プレゼンなどでももちろん用いられます。ブログはどちらかというと会話よりプレゼンに近い(気がする)ため、ですます調のほうが書いていてスムーズというか、書きやすさを感じます。

 

ですます調のデメリット

  • 万人受けするからこそ、コアなファンが付きづらい

こんな弱小ブログで言うのもなんですが笑、文体が丁寧な分、敬語と同じように、ややコミュニケーションが密になりづらい可能性があります。

会話では親しくなってきたら、またはより親しくなるために、丁寧語を使うのをやめることは多々あります。実際に丁寧語を使わずにフランクに話し始めると一気に距縮まったという経験はみなさんもあるのではないでしょうか。

ただ、先述したようにブログは文章によるコミュニケーションのため、親しくなっていくという段階が再現しづらいことや、相手の表情が見えないことなどにより、必ずしも丁寧語でないからと言って親しみを覚えるとは限らないのです。。

 

フレンドリー調~だよ、だね

 

フレンドリー調っていうのは僕がたった今作った造語だよ。なかなかいい造語なんじゃないかな笑。こんな感じでかなり砕けた語尾を使う口調の事を言うよ。どんなメリット、デメリットがあるのかな。

 

フレンドリー調のメリット

  •  親しみやすい

フレンドリー調のメリットはこれに尽きる!笑

でもねえ、友達と話すときとかとはまたちがうんだよねえ。。

 

フレンドリー調のデメリット

  •  中身のあることを書きづらい…

一言でいえば、あほっぽい。いい文章を書ける人ならそんなこともないだろうけど、僕の場合はこの口調で濃い内容の文章を書くのは難しく感じるんだ。

。の直前の語尾だけでなく、文中でもフレンドリー調にしてしまうと中身のある難しいことがどうしても書きづらくなるよ。

 

文語~だ、である調

 

厳密には 文語=だ、である調 とは限らないが、ここでは便宜的に上のような見出しとした。

ではこれまでと同様、メリットデメリットの両方について考えていこう。

とはいえ、おおむねフレンドリー調と対をなすような内容になる。

 

だ、である調のメリット

  • 知的、学問的な内容が書きやすい

個人的な見解かもしれないが(しかし共感していただける人は多いと思う)、この文体では知的な、すなわち内容のある文章が書きやすい

この文体で書きやすいというよりは、砕けた文体で普段会話の中で使わないような語彙を用いるのが難しく、違和感があると言ったほうが正確かもしれない。例しにふと思いついた「示唆」という単語(さして難しい語句でもないが)で試してみる。「~を示唆しているよ」より「~を示唆する」のほうがなんとなくしっくりくるだろう。

また、接続語には文語的なものも多いため、論理的な文章も展開しやすい。

 

だ、である調のデメリット

  • 硬い、なじみづらい

自分でも書いていて思う。やはり硬い。

ブログは論文とはちがい、読者と書き手とのコミュニケーションツールであるため、内容の濃さと同じくらいなじみやすさが重要だろう。
その点で だ、である調 はブログにおいては適さない要素も大きい。

  • 偉そう、上から目線

このセクションだけでも感じられた方がいるかもしれないが、この文体はいわゆる「上から目線」な印象を受ける。
偉そうに書いていると思われても、そこはご容赦いただきたい笑

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。


まあ自分の今後のために考えてきたわけだけど、最終的にひとつ言えることがある。

どの文体も一長一短。いいとこどりすることが理想だね。

記事の中で今どんな場面か、どんな内容かによって適材適所文体を使い分けていくよう心がけていきたい。

(結構今までの自分の記事でも自然にできていた気はする笑)

 

同じようにこれからブログを発展させていきたい人の役に少しでも立てたらうれしいです!