理系東大生ダイナの書評とか。

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東大受験記その2 科目別~数学~

ごきげんよう、ダイナです。

 

少しご無沙汰してしまった。。

また頑張っていくのでよろしくお願いします。

 

今回は科目別、数学の東大受験対策を意識した記事を書いていくよ。

 

 

数学ってムズい…

 

ねえみんな、数学ってムズくない⁉(怒)

特に難関大の二次試験とかさあ!

東大の二次試験の数学なんて120点満点だけど、僕は模試で最高54点しか取ったことないよ!

この間の記事でも書いたように僕は数学の目標点はかなり低く設定していたんだ。

 

rikeitoudaiseinoburogu.hatenablog.com

 

だけどそれでも一応東大入試は突破できたから、苦手なりの対策方法を話していこうと思うよ。

僕と同じように数学が苦手な高校生諸君は多いだろうからよかったら読んでってください。

 

数学の心構え

 

数学は暗記?

「数学は暗記じゃない」

先生たちはそう言うだろう。

でも僕はなんだかんだ暗記は必須だと思う。

基本的な定理や法則はもちろん、教科書やその傍用問題集に載っているような問題は見た瞬間に解けるか、解答の筋道が分かるようにしておかないと、後述する「組み合わせ問題」には対応できなくなってしまう。

しかし、基本レベルの問題の解答を暗記するのでは意味がない。繰り返し繰り返し解くことで「覚えてしまう」くらい理解することが大事。

基本の組み合わせ

入試問題の難しい問題は、たいてい基本事項の組み合わせでできている。

たとえば東大入試では、確率が回数によって決まるような「確率漸化式」の問題が頻出する。

こういった問題に対応するためにも、先述したように基本的な事項や問題は覚えてしまうくらいやりこむこと。

 

過去問研究

 

基本事項や基本問題をマスターできたら、つぎは組み合わせ問題などの応用のしかたを勉強しよう。

そのために絶対にやらなければいけないことは過去問研究だ。

先述したような確率漸化式やその他いくつか出やすい組み合わせ問題はあり、出題傾向や攻略法を知っておくために過去問を使おう。

 

ここでおすすめする参考書は、安田亨さんの 「東大数学で1点でも多く取る方法」だ。

理系偏と文系編がある。

 

 

この本は多くの東大数学の過去問を収録していて、分野ごとに出やすい問題の演習ができる。

特におすすめできる点は、タイトルにもあるように「1点でも多く取る」方法を学べるところだ。

完全な正答ならば一問⒛点だが、それを取るのは実際かなり難しいから、なんとか部分点を稼いでいくのが重要になる。

そのためには最終的な答え(数値のような)だけでなく、ここまでは分かってますよ、ということを解答の中に日本語として残しておかなければならない。

この本では親しみやすい日本語で書かれた解答が充実しているため、自力で解けなかったとしても解答を研究することで考え方や良い解答の書き方が身につく。

ただし、直近の年の問題は研究対象ではなく入試直前の本番練習のためにとっておこう。

 

 

僕は数学が苦手なみなさんの味方です!笑