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理系東大生ダイナの書評とか。

理系東大生ダイナが書評をしたり日々の大学生活についてつらつらと書いたりするブログです。Twitter→@riketoudaina

『理系アナ桝太一の生物部な毎日』は進路に悩む理系大学生の指針になるかも!?

書評

ごきげんよう、ダイナです。

 

今日紹介するのは、日本テレビの人気アナウンサー、桝太一さんの『理系アナ桝太一の生物部な毎日』だ。

 

>理系アナ桝太一の生物部な毎日 [ 桝太一 ]

価格:907円
(2017/3/7 15:45時点)
感想(4件)

僕が書店でこの本を見つけて惹かれた訳は、こんな感じだった。

  • 尊敬する桝太一さんの書かれた本であること
  • とても読みやすい岩波ジュニア新書であること
  • 生き物好きが共通していること
  • 理系でありながらアナウンサーになった異色の経歴について知りたい

もうジュニアじゃないことは気にしない笑

以下では、このそれぞれの観点とそれに関連した感想や考察を書いていくよ。

 

 

著者は桝太一さん

 

本書は、皆さんおなじみの人気アナウンサ―、桝太一さんの著作

東大の理系学部出身でアナウンサーになり、それだけでも十分すごいが、声ももちろん聴きやすく、ユーモアもあり、見た目もいい。これだけのハイスペックならまあ尊敬しますよ。さらに、時折見せる「オタクっぽさ」(対象は生き物だが)も親しみやすさを感じさせる。

僕は、そんな桝さんが書いた文章を単純に読んでみたいと思い本書を購入したんだ。

 

岩波ジュニア新書は小学生でも読める

 

皆さんは 岩波ジュニア新書 を読んだことがあるだろうか。このブログで岩波ジュニア新書について書くにあたり、岩波書店の公式ホームページなどをあたってみたが、残念ながらジュニア新書の紹介やどんな位置づけなのかは明記されていなかった。

だからこれは僕の解釈にはなるけど、岩波ジュニア新書は小中学生が初めて読む新書として、かなり読みやすい内容やレイアウトにして出版されている書籍だ。

僕自身、小学生か中学生になりたてのころに親に数冊岩波ジュニア新書を買ってもらって読んだ記憶がある。途中で断念してしまったのか内容はよく覚えてないけど笑

実際本書も大きな文字と読みやすい文体で、小学生でも読めるのはもちろん、大人でもさらっと読めておすすめ。大人もたまにはジュニア新書を手にとってみよう。

 

生物部の桝さん

 

みなさんも子供のころに一度は生き物を追いかけまわした経験があるのではないだろうか。

本書によると、桝さんにとってはそれこそが青春のすべてだったという。

彼が小学生のころ、「ハンター魂」に触発されて生き物を捕まえに行ったことや生き物たちの生態が織りなす「生き物劇場」に見入ったこと、中学高校ではチョウの採集にかなり精通するようになったこと、大学では研究対象としてのアナゴやアサリの扱うようになったことなどのエピソードは、読んでいて彼が本当に楽しんでいたことが伝わってくる。

読者も生き物を追った経験が、友人の顔や懐かしい風景とともに思い出されるかもしれないね。

 

理系の選択肢を広げてくれる

 

大学生にもなると、子供のころ夢を思い描いた「将来」が目前にせまり、真剣に仕事や進路について考えなければいけないようになる。特に理系の大学生は、大学院に行くのか、修士課程を終えてから就活するのか、それとも博士を取って研究を続けるのか、いろんな選択肢があるけど文系就職はなかなか難しかったりとかなり進路に悩むこともあると思う。

桝さんは東大理系の修士課程を経てアナウンサーだからかなり珍しい進路だよね。年に数人しか採用のないキー局のアナウンサー、きっとよほど気合を入れて採用試験に臨んだのだろうと思いきや、アナウンサーもついでに受けとくかくらいのイメージだったという。

しかし、テレビやメディアの業界に入ろうと思ったきっかけは大学院生活でのプレゼンや塾講師バイトの経験だったらしく僕らのような普通の大学生にも希望はありそう笑

大変だったという前説の仕事では、研究時代、プレゼンに入念に準備した結果自信をもって臨むことができたように、話す内容を台本にして覚えるくらい読みこむなど、研究で培った能力を活かしている。(プレゼンの準備の大切さについては僕も以前の記事で書いているので良かったら)

他にも、深夜遅くまで研究を行っていたころの体力や精神力が地味に役立つこともあるようだ。

rikeitoudaiseinoburogu.hatenablog.com

 こんな桝さんのように、大学で学んだことと一見関係ないような仕事をすることになったとしても、大学での勉強や研究での経験は何かしら必ず活かせる場面があるのだろう。本書は、理系の大学生や大学院生も、専攻の内容が直接活かせる仕事に限定せず、広い視野で将来について考える一助になるかもしれない。

 

今後僕も研究室に入り研究生活を送ろうと考えている。

そこでの経験は必ず自分の将来に活かせると考えて頑張っていこう。