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理系東大生ダイナの書評とか。

理系東大生ダイナが書評をしたり日々の大学生活についてつらつらと書いたりするブログです。Twitter→@riketoudaina

最近読んだ三冊!

ごきげんよう、ダイナです。

 

大変ご無沙汰してしまいました…

その間に読んだ本の中で
今回は理系っぽいことに興味のある人に特におすすめな本三冊をご紹介します。

 

 

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上下

 

ファインマン氏といえば大変名高い(?)物理学者だ。朝永振一郎氏らとともにノーベル物学賞も受賞している。
著書の中では『ファインマン物理学』が最も有名で、大学の学友もそれを読んで勉強していた。まあ僕には敷居が高くて手が出せないんだけどね笑

そんなおかたいイメージのある物理学の分野やその第一人者であるファインマンだが、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』は全くそんなことはない。
この本はファインマンによる自伝で、読むのに理系的な知識は必要ない。

ファインマンの旺盛な好奇心といたづら好きな性格が織りなす人生のエピソードは、時に笑えて時に感心でき、読んでいて飽きない。
また原爆開発にかかわった研究者でもあったため、当時の経緯や研究者たちの心情も知ることができる。
好奇心を持つことの大切さ、考えることの面白さ、人生を楽しんで生きることを学べる良書。

 

「つながり」の進化生物学

 

人と他の生物を分かつ要素の一つに「言語」がある。

「つながり」の進化生物学』は、生物のコミュニケーションのあり方を進化生物学の観点から易しく解説してくれる。

そもそもコミュニケーションとはなにか、言語はどのようにうまれたか、言語を持たない生き物たちのコミュニケーションの取り方など、人間同士の「つながり」のルーツを学ぶことができる。

本書は、インターネットの普及で人間のコミュニケーションの形が変わりつつある中、正しいコミュニケーションの取り方について考える機会を与えてくれる。

著者の岡ノ谷さんは東大の教授で、高校生との講義形式になっている文章は読みやすく、敷居も低い。シンプルでかわいい挿絵も魅力。

 

植物図鑑

 

珍しく小説の紹介だね。小説は内容をなるべく言わないほうがいいと思うから、ほとんど感想だけになってしまうけどご容赦ください。

有川浩さん著の『植物図鑑』は最近映画化もされていて、根強い人気のある小説だ。もともとはケータイ小説サイトに連載していたそう。

内容はありがちなラブストーリーだが、男性主人公のいつきがいわゆるオタクなところが新鮮だ。しかも対象は草木。

普段僕らが雑草だと思っているようなあるふれた草花が、二人の主人公をつないでいく、あたたかいストーリーになっている。

 オタク気質のある全国の男性諸君に希望をもっていただけるにちがいない一冊。

(当ブログの内容が読者さま個々のケースにすべて合致しなかったとしても筆者は責任を負いかねます笑)